昨日、オーストラリアオパールと言う綺麗なオパールが届きました。
7.1mm×8.6mmの0.88cts.なんですが、綺麗に虹色の遊色が見られます。
この"遊色" って聴きなれない言葉ですが、簡単に言ってしまえば、乳白色の地に虹色の輝きのことを言います。
この虹色の輝きからオパールは別名で「虹色石」と言う和名も持っています。
定義についてはwikipedia
に詳しく記載されていますが、オパールの遊色とムーンストーンのシラーでは全く異なります。
オパールの遊色を作りたい。
これはシラーを作った時に思ったのですが、オパールの遊色は塗料や粉末ラメなどでは再現できない。
何故なら光が入った時に、分光されなければあの虹が出ないからです。
オーロラの元で出来るだろうと軽くやってみたけど、勿論出ません。
どうすれば分光出来るか、そこから色々な素材や細工で実験をしていくのです。
そして行きついた方法で作ったものが、過去に掲載した「レジンでオパール」
です。
あれは乳白色の中に閉じ込めたわけではないので、分類としては「ウォーターオパール」に近くなります。
下の画像は左側が似せて作ったもので、右側がホンモノのオパール
大きさがかなり違うので(左のようなオパールを買うには諭吉さんが何枚いるんだーー;)比較が難しいのですが、いい感じで加工は出来てるんじゃ?!と思っています。
最近、宝石屋さんのメルマガでもよくオパールが紹介されています。
小粒でも遊色がとっても綺麗で、誘惑されているようです。
手元にはそんな遊色効果のオパールはないのですが、変わったオパールが結構あります。
それはまた、追々作品に使っていくつもりでいます。
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